伊能図:デジタル復元が完成、全国巡回へ

http://mainichi.jp/photo/archive/news/2009/04/09/20090410k0000m040045000c.html

以前読んだ、剣岳を思い出した。
伊能忠敬の話ではないが、明治時代の地図作りの話。

軍人という立場上、命令には絶対だが、
ただ従うだけはない。
仕事に誇りを持つことは
使命感へとつながる。

デジタル復元され、過去の偉大な功績に光が当たることはとても良いことだね。

北極の海氷、急速に薄くなっている


Image credit: NASA Goddard's Scientific Visualization Studio
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-37366220090407

この問題ってどうやったら解決するのだろうか。
白熊の住む場所がなくなる・・・。

排出権取引が解決策だなんて思えない。
単に金のやり取りのイメージ。
エコとかクリーンになるようなことを連想させない。

二酸化炭素を出さないで氷を作ることはできないのかな
少なくとも白熊は助けられると思う。

サクラサク

注文していたデジカメが届いた。
近くの和田堀公園に行って桜を写真に収めようと思ったが
なんせ今週はハードな日々で体が動かずコンビニに帰りに
数枚撮影でカメラの性能をチェック。

ちなみに和田堀公園には松ノ木遺跡という古墳時代の遺跡が
あり、私の住むあたりも含め一帯は古代の集落があったのでは
推測されてます。
縄文や弥生の古代遺跡は関西、九州方面に集中しているので
都内で古代遺跡は貴重だろうな〜。近いうち行きたい。

桜は満開ですね。

なぜ『日本書紀』は古代史を偽装したのか

なぜ『日本書紀』は古代史を偽装したのか (じっぴコンパクト)

なぜ『日本書紀』は古代史を偽装したのか (じっぴコンパクト)

結論付けるプロセスに少し強引な点があるような気がするが、
日本書紀の解明していく上では色んな前提があってもいいし
著者の熱い古代史魂が伝わってくる。

史書は時の誰かが恣意的に故意的に書かれた書物である

文書偽造罪などの刑事事件と仮定して、この日本書紀偽造事件で
「誰が一番得したのか?」「裏で手をひいたのは誰か?」「どのルートをたどって逃げたか?」
と、根気よく探していくしかないようです。

未来に生きるなら、時空警察になりたいな。

日本の国宝、最初はこんな色だった

日本の国宝、最初はこんな色だった (光文社新書)

日本の国宝、最初はこんな色だった (光文社新書)

今までモノクロだったものに色が付く。

デジタル技術というのはすごいものだと改めて思った。
国宝級の宝物の取り扱いには、想像以上の緊張があるはずなので
コピーや、汚れを取り除いたりする加工、着色などなど
ありとあらゆる事が、デジタル処理だと簡単にそして、短時間で済む。

著者は「美術刑事」と言っていたが、デジタル復元とは

復元前の作品をよく観察
専門家の意見を聞く
復元の方向性を定める
デジタル復元する
復元した美術品を味わいつくす

以上5つの作業工程を踏むそうだ。

当時の時代背景をいろんな角度で分析して復元していくのだから
一つ色を選ぶだけでも苦労だろうし、デジタルといってもその作業は大変なものだと思われる。

ぜひ本を買って(または立ち見読みでも)見て頂きたいのですが、
復元された「東大寺大仏殿」や「花下遊楽図屏風」は
私なんかでは言葉で表現できませんが、圧巻です。

色が付くということは当時の生きた人たちのエネルギーや精神面が見えてくる気がします。。
ぜひ手にとって見てください。

著者の方には、これからもいろんな作品を復元して
世に出してほしいものです。国外問わずに。

まほろ駅前多田便利軒

まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)

まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)

流れるような文章で、あっという間に読み終わってしまった。
キャラクターもユニークで、内容もおもしろかったし、伏線が上手だから最後まで
すらすら読み終えてしまったけど、何となく物足りない感が残ってしまうのは
仕方ないことなのでしょうか。